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style.com日本語訳

パリ、2012年6月30日
ティム・ブランク

デヴィッド·リンチの「ワイルド·アット·ハート」に触発された三原康裕は、モーターサイクルでハイウエイを走り出した。
無法者のセーラー・リプリー(映画「WILD AT HEART」の中のニコラス·ケイジの役柄)が映画の中で着ていた
蛇柄のジャケットのイメージから派生した爬虫類柄の素材がTシャツやショートパンツやチノにキールックとして配された。
彼が手をかければ、陳腐な素材をも、その技術力で昇華させ新たな魅力を生み出してしまう
そこが三原が天才たるゆえんである。
ショーの中で最も印象的だったのは、シンプルな爬虫類柄の蛇革のチノパンに ろうけつ染めの曼荼羅のシャツと
青のパイソンのローファーをあわせたコーディネート。

セーラー・リプリーのグリーススタイルは、モデルのイメージを象徴的なものに位置づけた。
三原は、他にも典型的な現代のアウトローである、カウボーイやバイカー、不良少年などのイメージを服作りの
インスピレーションにしたという。もしかすると、ショーに登場した赤いジャケットは、ジェームス·ディーンの映画
「理由なき反抗」のイメージから生まれたのかもしれない。

また、シャツやTシャツには、バイカークラブの記章があしらわれているものも登場した。
リネンのトレンチに黒のレザーのバイカーのディテールをあしらってみたり、ハイブリッドなベースボールバイカージャケットなど
そこには三原らしい新たなメンズ服への追求や提案も見え隠れしているという。

三原のパリコレのもう一つの醍醐味は、彼がいつも最新のインスピレーション源とした日本の現代文化を取り入れた
ショーをパリコレに集まる観客たちに発表することである。
今シーズンのコラボレーションは、ショーのフィーナーレを華やかなペイティングで飾った
グラフィティーと日本の伝統的な書道を混ぜ合わせた抽象表現画家の井上 純。
彼はショーのはじめから最後まで、バックパネルの背後から大胆にしぶきを上げる素晴らしいライブペインティングの
パフォーマンスをみせてショーに彩りを添えた。
そして、フィナーレでは、ランウェイを歩くモデル達自身にもそのペンキはふりかけられショーは更なる盛り上がりを見せた。
最後に三原と共に登場した井上は、汗とペイントにまみれ、そんな熱気溢れる彼の姿は、
まさにメンズファッションウィークの最後を飾るに相応しく、天才とは1%のインスピレーションと99%の情熱から
生まれるものだと改めて思い出させてくれた。
by sosublog | 2012-07-03 16:55 | パリコレ

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